2023ウナギネマvol.9『よみがえりのレシピ』


「ウナギネマ〜ソーシャルシネマ倶楽部」はソーシャルシネマのみを上映する映画館です。
「地球温暖化」「男女平等」「フードロス」「持続可能な社会づくり」etc.
社会課題を描いた作品を毎月上映しています。

2023年度第9回の上映作品は『よみがえりのレシピ』

おいしくて、そして心に効くドキュメンタリー映画。
在来作物と種を守り継ぐ人々の物語。

◎予告編はこちら 

2023ウナギネマ第9回『よみがえりのレシピ』(上映時間95分)
①1月25日(木)19:00〜、②1月26日(金)14:00〜、③1月26日(金)19:00〜、④1月27日(土)10:00〜、⑤1月27日(土)19:00〜、⑥1月28日(日)10:00〜
※飲食物の持ち込みは自由です。

鑑賞料金:無料(おとなの方は500円程度の協力金をお願いします)
(柳川市市民協働のまちづくり事業による特別料金)

会場:交流拠点あかりかたり(福岡県柳川市旭町55-1)

☆予約不要ですので、お気軽にご参加ください。


栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。
しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。
そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ。
野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。
また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。
さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。
その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。

【製作意図】
在来作物は何十年、何百年という世代を超え、味、香り、手触り、さらに栽培方法、調理方法を現代にありありと伝える「生きた文化財」である。
しかし高度経済成長の時代、大量生産、大量消費に適応できず、忘れ去られてしまった。
社会の価値観が多様化する現代に、足並みを合わせるように在来作物は、貴重な地域資源として見直されている。
在来作物を知ることは、食と農業の豊かな関係を知ることにつながる。
地域に在来作物がよみがえり、継承されていく姿は、豊かな食を味わい、楽しむ姿であり、地域社会の人の絆を深め、創造する姿である。
この動きを日本全国、さらには世界中で起きている食や農業の問題への処方箋(レシピ)として、伝えていきたい。


主催:
一般社団法人SDGs未来ラボ(http://sdgsmirai.com/
共催:
柳川SDGsブースタークラブ(https://www.facebook.com/profile.php?id=100023993415002