
1月のソーシャルシネマ上映は『バレンタイン一揆』でした
チョコレートを通じて、生産者と私たちはつながっているはずなのに、
そのつながりが見えなくなってしまっている
この一言がいまの私たちの社会の歪みをすべて表しているように感じます
チョコレートだけではありません
スーパーで並んでいる大根は、大きくなるまでにどのくらいの時間がかかるのか
炎天下で草取りをする高齢の農家の方々の汗は、消費者に見えているのか
今回の上映会には、農家の方も参加されていました
どれだけ気を配って育てても、それがきちんと届かないもどかしさ
それでも誠実に作物を作り続ける姿には頭が下がります
フェアトレードは、貧しい生産者に手を差し伸べる取り組みですが
果たして、本当にそうなのでしょうか?
実はフェアトレードで救われるのは、消費者である私たち自身ではないでしょうか
どこでどのように作られたのかわからないものを毎日食べる私たち
確かに手軽にいろいろなものが食べられますが、
その食事は本当に自分を豊かにしてくれているのでしょうか?
作り手へのリスペクトがあれば、スマホを見ながら食べるなんてこともできないはず
毎日3度、ていねいに食事をすることがどれだけ自分を豊かにしてくれることでしょうか
また、この映画は教育のかけがえなさをストレートに示してくれます
児童労働をなくす取り組みで、学校に通えるようになった少年は言います
「このプロジェクトがなかったら、今もボクは働いていた」と
プロジェクトによってこどもたちを学校に行かせるようになった村では、
こどもたちの教育は村人みんなの問題として、全員で取り組んでいます
この「村」という単位を「地球」に置き換えても同じことでしょう
よく「貧しいから教育を受けられない」と言いますが、
そうではなく「貧しさから抜け出すために教育が必要」なのです
ノーベル平和賞の「グラミン銀行」はまさにその好例です
現地で児童労働撲滅のために尽力しているナナさんはこう語ります
「問題に気づいた今、自分たちが生きているうちによくしていかなくては」
私たちも、何か自分ができることから始めたいと、強く心に誓う映画でした
次回の上映は2/18水曜『リペアカフェ』
「修理したいのはモノだけじゃなかった。」
オランダ発祥リペアカフェに集う、人とモノを巡る物語。
詳細はこちら
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