Slow is beautiful.
Small is beautiful.
Simple is beautiful.
『サティシュの学校 みんな特別なアーティスト』
映画『サティシュの学校』は、全編にわたって珠玉の名言が散りばめられているのですが、なんと言ってもこのメッセージが深く心に刺さりました。
東京に住んでいた頃はRush&rushの毎日。
息をするのも忘れるくらい時間に急かされていました。
自分が急ぎたくなくても、まわりがそれを許してくれない。
ここで言う「Slow」とは単に速いか遅いかということではありません。
物事にはすべてふさわしい時間というものがある。
その時間をしっかりと大事にすることが「Slow」なのです。
そして、自分の手でつむぎ出すことをもっと大切にしなくてはいけないという「Small」
グローバルな経済や大きな企業、学校などには、自然や人間へのリスペクトがありません。
産業は、人間らしく小規模で、コミュニティに必要なものだけを生産すればよい。
分散型で、ローカルなものでありうるはずです。
みんなが今いる場所を大切にすれば、地球全体が大切にされるでしょう。
「Simple」については、以下のアインシュタインの言葉が引用されます。
どんな馬鹿でも物事を複雑にできる。
しかし天才だけが物事を単純にできる。
愛はシンプルで、分析も理論も合理的な説明も不要です。
学問が専門用語と難解な言葉だらけのに対して偉人の言葉は誰にでもわかる。
これこそ「Simple」が大切で美しいということなのだと。
72分という長くない時間の中で、必ず心に響く言葉に出会うことができる作品です。
ぜひみなさんも一度ご覧ください。
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