地域おこし協力隊として福岡県の柳川に移り住んでからもう10年が経ちました。
見渡す限り広がる筑後平野の眺め。
まちの至るところを縦横無尽に巡る掘割。
張り詰めた気持ちがゆっくり解きほぐれていきます。
柳川のまちには以前、4つも映画館があったそうです。
今では1つも残っていません。
もう映画館で映画を観る時代じゃなくなった。
本当にそうでしょうか?
家でDVDを観るのも確かに楽しい。
でもそれとは違った楽しみがあります。
同じ映画、同じ時間を共有した感覚。
映画館を出る時にはみんな仲間でした。
そんな時間をみんなと過ごしたくて
柳川でソーシャルシネマ専門の映画館を始めました。
その名は「ウナギネマ」
DVDやシネコンでは滅多に観られない
ソーシャルな課題を扱った作品だけの映画館。
「地球温暖化」「男女平等」「フードロス」「持続可能な社会づくり」etc.
社会課題を描いた作品を毎月上映します。
いろんな作品を観て、いろんなことを感じて
それを仲間と一緒に共有しましょう。
映画でつながるコミュニティです。
え? どうしてウナギですかって?
柳川は「うなぎのせいろ蒸し」が名物料理なのです。
ウナギの柳川から届ける映画(シネマ)
あなたもウナギネマの仲間になりませんか?
ウナギネマ〜ちくごソーシャルシネマ倶楽部
館長 阿部昭彦
(一般社団法人SDGs未来ラボ代表)